プログラミングを学ぶとき独学かプログラミングスクールかどちらで学んでいったらいいのか分からない。そういった場面が出てくると思います。
独学、プログラミングスクールのメリット・デメリットを確認しましょう!
この記事で分かること
- 独学のメリット・デメリット
- プログラミングスクールのメリット・デメリット
結論
結論は、現在の自分の環境と目標とやる気で独学かスクールか選択が変わっていきます。
現在自分が
- 毎日2~3時間以上の時間が取れる
- 「Webエンジニアに1年後なる」など具体的な目標を設定している
- やる気を持続する
これらがありもう半年で転職したい!という意思があるならスクールを選んだほうが良いでしょう。それ以外の場合、スクールを選ぶより長く継続して学習できる独学を選ぶほうが良いです。
ただし自分はプログラミングについてまだわからないというのならまずはUdemyなどの学習サービスを使ってどういったことをしているのか、どんなことをしているのか学習することから始めてみましょう!
また、プログラミングを学習する目的が思いつかないときはこちらの記事を参考にしてください!
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独学のメリット・デメリット
4つの独学のメリット
プログラミングを勉強するときの独学のメリットから見てみましょう。どういったメリットがあるのでしょうか?
お金がかからない
プログラミングスクールで学習する時と比べるとお金がかかりません。
スクールで通うとなれば10~30万が平均で、コースによってはそれ以上お金がかかることがあります。
比べて独学では、教材費であるものに絞られます。本であれば1500円∼、動画学習ではセール時を狙えば1000円~と圧倒的に安いです。
ぼくも一念発起しスクールに通っていた時期がありました。2ヶ月コースで20万円ほどでしたので、やはりそれなりにお金が必要となります。
自分のペースで学習できる
場所、時間関係なく学習できる点がメリットとして挙げられます。
スクールには期限が決められていることが基本なので学業や本業が急に忙しくなってしまった時、満足にプログラミング学習ができない可能性があります。
独学であれば自分で学習する時間を決められるためメリットになります。
何が必要かを自力で分かるようになる独学力が身に付く
不必要なことをいくらやったって成長や成果に繋がりません。
今自分は必要なことをしているかを常に考えて独学していくわけですから独学力と呼ばれる自分で必要なことを取捨選択する力が身につきます。
問題発生の時の問題解決力が身に付く
プログラミングに問題は付き物です。バグあったり機能を開発するときも1種の問題です。
それら問題に対し、どうすればよいのか?間違っていないか?などこれとこれが必要でこんなに時間がかかるな…と問題をどう対処していく問題解決力が独学ではスクールと比べかなり力が付くことでしょう。
3つの独学のデメリット
では独学のデメリットは何でしょうか?見てみましょう。
成果がでるまでに時間がかかる
スクールでいるときと比べ、教える人(メンター)がいないためこのやり方は正しいのか判断が難しい場面が出てきます。
特に初心者のうちは余計に正しいのかわからないので成果であるアウトプットにかなりの時間がかかるということは間違いないでしょう。
わからなくて煮詰まってしまうこともある
プログラミングは常に問題の解決を主にしています。クライアント様の問題を解決するための機能をどう作っていくか、求められる仕様をどう解決するか思考しています。
プログラミング初心者は問題解決力が足りず煮詰まってしまうケースが多く、またその解決ができないケースもあります。
サボってしまうことが多々ある
自分の裁量で場所、時間を選べるわけですからすべて自分次第で学習時間が決まります。
そのため「今日はもういいや…」「忙しいからまた明日…」とサボってしまうことがあります。その時に自制して今日も頑張ってやる、習慣にしてしまうなど対策が必要です。
プログラミングスクールのメリット・デメリット
逆にプログラミングスクールのメリット・デメリットを見てみましょう。独学とどういったことがメリット・デメリットとなるのでしょうか?
3つのプログラミングスクールのメリット
プログラミングスクールのメリットから見ていきましょう!
集中的に学べ、学習効率が高い
お金との兼ね合いとなりますが短期間(2~3か月)のプログラミングコースを選択します。その期間で学習するわけですから時間を充てる必要があり結果的に集中して学習できます。
また、プログラミングスクールというぐらいですので教材の質は高いため学習効率は高いでしょう。
転職・就職がしやすい
プログラミングをこれから学ぼうとする人は転職をして独立したい!であったりより収入を増やしたい!であったりこのプログラミングを生業としていきたい!という人が多いです。
プログラミングスクールは転職・就職サービスを行っているスクールがあり、スクールで学習→就職サービスで就職活動→就職という流れがスムーズです。
ただし、現在の日本のプログラミングを生業としている業界はプログラミングスクールで学習した人のアウトプット(ポートフォリオ)が似通っていて自分で考えてないと判断している会社が多いです。
そのため、確実に転職・就職出来るかというと一概には言えませんが転職・就職しやすいということは間違いありません。
質問がしやすい(メリット大)
メンターと呼ばれる講師がいます。こちらはスクールの学習期間中自分を担当してくれる講師なので質問できます。
今自分がわからないところをすばやく教えてくれるため、どんどん質問して学習を効率的に進められるメリットが大きいです。
3つのプログラミングスクールのデメリット
ではプログラミングのデメリットは何でしょうか?
お金がかかってしまう
プログラミングスクールも民営企業ですので利益を求めなければなりません。そうじゃないと儲からず倒産してしまいます。
2~3か月のプログラミングスクールを通うとなれば20∼30万円かかってしまいます。これは独学と比べ数十倍お金がかかりますのでデメリットとなります。
独学力・問題解決力が身に付きづらい
スクールの良い点はメンターに質問できることがかなり大きいです。ただしそれがデメリットにもなります。
すぐ聞くことは初心者のうちはかなり重要なのですが、ある程度までいくと自分で問題を解決する力がないとプログラミングをただしているというだけになってしまいます。
そして、日々学んでいく独学力も必要となっていきます。継続はなによりも大切だからです。
そういった点で独学力・問題解決力が身に付きづらい状況とも言われるでしょう。
やる気によって習熟度が変わる
スクールに通っただけ、ということはままあります。ぼく自身もそうでした。
プログラミングスクールに通っただけで満足してしまって、プログラミングを自主的に学ぶことをしなくなってしまったのがいまでは苦い記憶です。
プログラミングで何かをするという目的がなかったことが原因です。目的とやる気はセットと考えていきましょう。
自分の目的、環境に合わせて選択する
一番重要なのは、自分が何をしたくてプログラミングを学ぶのかです。これが大前提になければプログラミングの独学、スクールで学習しても見に付かないでしょう。
また、今自分を取り巻く環境にも影響します。スクールのお金がなかったり、騒音でうるさい環境で集中できないであったりなど人それぞれの現在の環境があります。
その中で、できる精いっぱいを見つけてやり続けることが重要となっていきます。
まとめ
- お金がかからない
- 自分のペースで学習できる
- 何が必要かを自力で分かるようになる独学力が身に付く
- 問題発生の時の問題解決力が身に付く
- 成果がでるまでに時間がかかる
- わからなくて煮詰まってしまうこともある
- サボってしまうことが多々ある
- 集中的に学べ、学習効率が高い
- 転職・就職がしやすい
- 質問がしやすい(メリット大)
- お金がかかってしまう
- 独学力・問題解決力が身に付きづらい
- やる気によって習熟度が変わる
独学、プログラミングスクールのメリット、デメリットを紹介しました。
どちらにも言えることですが、自分が設定した目的のために続けていくことがもっとも大切です。その目的に対して独学が良いか、スクールが良いか選択して、より良い未来の自分になれるように頑張っていきましょう!
また、プログラミングのはじめかたがわからない方はこちらの記事を参考にしてください
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